初回は大学院生の私がどんなスケジュールで生活しているのかについて大まかに書かきました!
続いて、今回は私がなんの研究をしてるのかについて書いていきます♪

ズバリ、触媒について研究しています🧪
「触媒」について、なんとなく聞いたことある人はいるかもしれませんが、なかなかパッと出てこないですよね、笑
なので、ここからは触媒とはなんなのか、なんの役に立つのかについて解説していきます!!!

触媒とは?
辞書を引いてみると「化学反応の際に、それ自身は変化せず、他の物質の反応速度に影響する働きをする物質。」とあります。
しかしこれだけ聞いてもピンとこないですよね、、、
簡単にまとめると、触媒は、化学の世界の助っ人です。
ある物質が別の物質に変わるとき(=化学反応)、時間がかかったり、温度を上げないと進まなかったりします。
そこで触媒が入ると、近道を作ってくれて、反応が早く・やさしく進むようになります。
もう少し詳しい人向けに言うと、化学反応の活性化エネルギーを下げることで、反応を速く進めたり、反応条件をやさしくしたりする物質です。

触媒は具体的に何に使われてる?
上の説明でわからなかった人も具体的な使われ方を知れば理解が進むかもしれないのでぜひ読んでみてください!
有名な触媒の利用方法
- 工業:鉄触媒によるアンモニア合成(ハーバー・ボッシュ法)
- 環境:自動車排ガス浄化用の三元触媒(Pt, Rh, Pd)
- エネルギー:CO₂水素化、燃料電池触媒
一番わかりやすいのは、自動車の排ガス触媒です!自動車はガソリンを燃やしてエンジンを動かしています!これはみなさん知っていると思います♪ しかし、ガソリンを燃やした後の排気ガスは有害な物質(一酸化炭素、窒素化合物など)が含まれています、、、
そこで登場するのが触媒です!
触媒は有害な排気ガスを無害にして、空気中に送り出しています。
だから街中を車が走っても大丈夫なんです!
そのほかにも農業に使われる肥料を空気から作る反応(ハーバー・ボッシュ法)や二酸化炭素から石油を作る反応(CO2水素化反応)にも用いられています!
世界ではたくさん触媒が用いられて、私たちの生活を支えてくれています!!!
そんな中で私が研究しているのは、CO2水素化反応、二酸化炭素から石油を作る反応を助ける触媒についてです♪
今後、この反応についても詳しく書こうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
また見に来てください♪

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